【重要なお知らせ】

性器ヘルペス(性感染症)

性器ヘルペスは性感染症の第2位に位置しており、25 歳以下の若年女性に増加傾向がみられます。
性行為で単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2) に感染すると水疱やびらんを形成します。
初感染では、免疫がないために広く皮疹が広がり痛みも強く、発熱、リンパ節腫脹などの全身症状も伴います。
潜伏ウイルスの再発では限局性で皮疹も小さく、発熱などを伴うことはありません。

検査

単純ヘルペスの抗原検査を診察室ですぐに行い、診断をすることが可能です。

治療

内服療法

抗ヘルペスウイルス薬のファムビルを、1回250r1錠を1日3回、5日間内服します。

ファムビルのPIT療法

事前に抗ウイルス薬を処方しておき、ピリピリ感などの前駆症状が出たら患者判断でファムビル250r4錠を内服します。
その12時間後にもう1回内服をします。

外用薬

抗ウイルス薬のビダラビンクリームを外用します。

外来日は、皮膚科(外来案内)をご覧ください。
予約や紹介状などは不要です。

皮膚科の治療や処置方法などについて

富士病院