イオントフォレーシスは、手掌、足底の多汗症には非常に有効な治療法です。
手汗の治療法にはまず、塩化アルミニウム液の外用や、ODT療法をしますが、それが効かない場合にイオントフォレーシスによる治療を行います。
- 電流を通電することにより生じる水素イオンが、汗孔部を障害し狭窄させることにより、発汗を抑制すると考えられます。
- 水道水の入ったトレイに両手を入れて、20分間の通電を行います。
- 2か月間ほど週1回の通院で治療を行った後、症状が落ち着けば月1回程度の治療を行います。
治療には健康保険が適応となっています。
外来日は、皮膚科(外来案内)をご覧ください。
予約や紹介状などは不要です。