【重要なお知らせ】

尋常性白斑の治療について

尋常性白斑

尋常性白斑は、皮膚のメラニン色素を作るメラノサイトという細胞が減少して皮膚の色が白く抜ける病気です。
ほかの人に感染したりする心配はありません。
子どもが日に焼けた後にまだらに皮膚の色が抜けることがありますが、これは「はたけ」と呼ばれ、 尋常性白斑ではなく、保湿剤やステロイド外用などで治療します。
尋常性白斑患者では、甲状腺疾患(バセドウ病や橋本病)、乾癬、関節リウマチ、 1型糖尿病などの自己免疫機序の関与する疾患を併発することがあるため、 初診時には抗核抗体、甲状腺の検査、血糖値等の検査を行います。

尋常性白斑の分類

神経支配領域と関係なく生じる非分節型と皮膚分節に沿って白斑が生じる分節型と限局性に1か所のみに白斑が生じる未分類型に分類されます。

尋常性白斑の治療

ステロイドの塗り薬と、ビタミンD3の塗り薬の外用に加えて、 エキシマライト治療(エキシマ光線療法)ナローバンドUVB療法を、1週間に1回から2回程度の間隔で行います。

外来日は、皮膚科(外来案内)をご覧ください。
予約や紹介状などは不要です。

皮膚科の治療や処置方法などについて

富士病院