【重要なお知らせ】

造影剤を使用する検査について

造影剤の使用目的

 造影剤(病気をわかりやすくする為の薬)を使用することにより、新たな病気が見つかったり、 病変が明確になり、病気の性質についてより詳しい情報を得ることができます。

造影剤の使用方法

 造影剤は血管に注射します。その際、身体が熱くなることがありますが、これはだれにでも 起こり得るもので心配はありません。

副作用

 副作用としては、軽いものでは吐き気やおう吐があり、処置を要するものとしては、じんましん、 呼吸困難、血圧低下などがあります。

 以前、造影剤で副作用のあった人や、ぜんそく、アレルギー体質、閉経後5年未満の人は、 そうでない人に比べて副作用の起こる可能性が高いとされています。多くの副作用は造影検査中に 生じます。

 当院では、この副作用に対処する準備がなされていますが、もしも検査中に吐き気、かゆみ、 発しん(赤いぶつぶつ)、涙、くしゃみ、のどの違和感などの異常を感じたら我慢せず、すぐに 申し出てください。状況により検査を中断しすぐに処置を行います。まれに検査終了後30分から 数日後に発しん(赤いぶつぶつ)などが生じる例もあります。

検査終了後、上記のような症状がありましたら、必ず主治医に申し出てください。
富士病院