【重要なお知らせ】 |
「高次脳機能障害※」と「もの忘れ」について、これまで適宜に診療してまいりましたが、需要の増大に十分に対応するために、4月16日より、第1,3,5金曜日に「高次脳機能障害・もの忘れ外来」を始めます。
対象は認知症、交通事故などの後遺症、免許更新、ADHD等です。
問診、紙上、机上テストやCT、MRIを組み合わせて診断し、今後の対応について一緒に考えていきます。
高次脳機能障害の場合、ご家族などの協力が不可欠であるもとがほとんどであるため、是非ご家族も一緒に受診いただくことをお勧めいたします。
もちろん、これまで通りの一般診療も並行して行います。
アルツハイマー型認知症などの進行性認知症か、脳卒中や加齢に合併したもの忘れであるかを知ることにより、 投薬などの治療、デイサービスや介護保険などの支援制度の準備など未来予想や、今後の適切な対応の助けとなります。
病状が刻々と変化する場合もあり、早期の適切な診断、治療が大切です。
一つの個性とも考えられる本疾患群を知ることで、これまでの混沌から抜け出す契機となります。
※高次脳機能とは、人間固有の人格にかかわる機能です。
高次脳機能障害については、富士病院だより第16号(2020年1月発行)の「リハビリテーション・ケア合同研究大会 金沢2019」参加報告、紡ぐカフェ「高次脳機能障害」をご参照ください。