手汗(手掌多汗症)の治療について
- 「20%塩化アルミニウム液」の外用をまず行います。
- 重症の場合は密封療法(ODT療法)を行います。
- 密封療法(ODT療法)
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寝る前に、以下の順序でお手入れします。
- 刺激皮膚炎を避けるため、手のひら以外にあらかじめワセリンを塗っておきます。
- 「20%塩化アルミニウム液」を手のひらの汗の出る部分に大量に塗り、綿手袋をします。
- 綿手袋の上にさらにゴム手袋をして次の日の朝までそのままにします。
- 朝、手を洗い外用液を洗い流します。
効果がでるまで連日行います。効果がでた後は適度な間隔で治療を行います。
- さらに重症の場合、希望により「30%塩化アルミニウム軟膏」を塗ったり、密封療法(ODT療法)をすることもあります。
- 塩化アルミニウム軟膏の外用や、ODT療法が効かない場合には、イオントフォーレシスによる治療を行います。
富士病院(御殿場市)の皮膚科では、「20%塩化アルミニウム液」、「30%塩化アルミニウム軟膏」の処方が可能です。
外来日は、皮膚科(外来案内)をご覧ください。
予約や紹介状などは不要です。
皮膚科の治療や処置方法などについて