【重要なお知らせ】 |
現在、地域の中で整備が一番遅れているのは、消化器領域の救急医療です。
当院では、その救急医療にも対応できる施設となるべく、整備を進めています。
平日の対応は3名の医師が担当し、入院、治療など大幅に改善、内視鏡を含め、
放射線専門医の画像診断も加わり、癌の早期診断内視鏡的切除、ステント治療、化学療法などQOLを維持した内科治療を実践しています。
腹部診療を主体に、各種検査(電子内視鏡2台、カラーエコー5台)を駆使し、早期診断、早期治療を基本方針として、診療を行っています。
平成26年度から内視鏡室長を配置し、外科を含め受け入れ態勢を整備しました。
昼間を中心に吐下血をはじめとする消化器疾患に対応する救急医療を実施しました。
また、内視鏡を中心として癌の早期発見に努め、手術も積極的に実施しました。
平成28年度の消化器内視鏡症例数は、上部2,206(前年2,098)例、下部1,085(前年1,090)例、
ポリープ切除術114(前年118)例、ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影法)49(前年39)例、
PEG(胃瘻造設術)3(前年2)例ありました。
また、ESD(切開剥離)は手技的に難しいため東部地区では殆んど実施されていませんが、
当院では1(前年5)例を実施しました。
その他にEMR(内視鏡的粘膜切除術)を162(前年158)例実施しました。
電子内視鏡2台を並列にし、肝、胆、膵においても積極的に治療にあたり、
マルチCTにより診断能力も高まっています。インターベンション治療にも積極的に取り組んでおり、
この分野における医療レベルは、年々向上しています。
内視鏡室 内視鏡 |