【重要なお知らせ】

巻き爪(まきづめ)の治療

巻き爪(まきづめ)の治療としては、弾性ワイヤー法とまき爪クリップによる治療を行っております。
弾性ワイヤー法は爪に穴をあけて、形状記憶合金のワイヤーを爪に入れて、 医療用のアロンアルファで固定して爪をまっすぐの形に矯正していきます。
爪の状態にもよりますが、受診当日に処置をすることも可能です。
巻き爪クリップによる矯正の指導も行っております。

弾性ワイヤー法

爪の先端2カ所に小さな穴を開けて
弾性ワイヤー法1/巻き爪の治療
弾性ワイヤーを通して
弾性ワイヤー法2/巻き爪の治療
曲がった爪をまっすぐに矯正していきます。
弾性ワイヤーは医療用アロンアルファで固定します。
弾性ワイヤー法3/巻き爪の治療
弾性ワイヤーはニッケルとチタンの合金で、強い弾性力があります。 この弾性力を利用して曲がった爪が矯正されます。
最初は細めのワイヤーを使って、少しずつ太いものに変更します。
弾性ワイヤーを入れた後は、ワイヤーが爪の先端に来るまで1カ月半から3カ月入れたままにしておきます。
弾性ワイヤーを外してしばらくすると巻き爪が再発してきます。
その場合は、弾性ワイヤーによる治療を再開します。
爪の先にワイヤーを入れる為、爪を短く切ってしまっている場合は、爪が伸びるまで待つ必要があります。

まき爪クリップ

まき爪クリップ1/巻き爪の治療 銅・アルミ・マンガンから成る形状記憶合金でできており、 サイズは、S:14.5mm、M:16.5mm、L:18.5mmの3種類があります。
治療の原理は、弾性ワイヤー法と同じですが、自分で着脱可能です。
まき爪クリップの両端にあるフックで爪先をはさむだけで装着できます。
まき爪クリップ1/巻き爪の治療 まき爪クリップの形状記憶合金の元に戻ろうとする力で、 爪が広がるまでずっと力を加え続けることができます。
クリップが外れないように、上からテープで固定します。
爪の先にクリップを入れる為、爪を短く切ってしまっている場合は、爪が伸びるまで待つ必要があります。

外来日は、皮膚科(外来案内)をご覧ください。
予約や紹介状などは不要です。

皮膚科の治療や処置方法などについて

富士病院